土間工事

建築工事をする上で必要不可欠なのが土間コンクリート(土間コン)です。土間コンクリートを打つためには、下地となる砂利や砕石などを敷き地面を押し固め、鉄筋やワイヤーメッシュを敷いた上でコンクリートを流し込みます。

土間工事とは、流し込んだコンクリートを平らにならし、表面を用途に応じて仕上げる工事をいいます。

均し

流し込んだコンクリートを設定の高さまで均した状態です。

その上にもう一度コンクリートを打設したり、仕上げ面が見えない場合に採用します。

金鏝押さえ

均しおえたコンクリートを、硬化が始まってから表面を仕上げていきます。仕上げには、鏝(コテ)いわれる道具や、トロウェルといわれる機械を使用します。

また金鏝押さえも、仕上げた状態でそのまま引き渡す素地やアスファルト防水下地など、用途により細かい程度分けがあります。

カラークリート仕上げ

色のついた薬剤を散布して仕上げる工法です。

着色はもちろん、通常の仕上げよりも耐摩耗性を高める事ができます。

刷毛引き仕上げ

コンクリート表面にホウキで掃いたような模様(刷毛目)をつけ、駐車場や歩道などを滑りにくくするための仕上げる工法です。

リング仕上げ

刷毛引き仕上げで急勾配の現場で採用される、ドーナツ大のリングを一定間隔で入れこむ工法です。